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痛みの医療への社会的責任をはたすための認定特定非営利活動法人 「いたみラボ」
2018-11-15

Topic No.3
腰痛に対する床上安静の効果について

The updated Cochrane review of bed rest for low back pain and sciatica.
Hagen KB et al. Spine Vol 30:542-546. 2005

 

要約

急性腰痛患者において、床上安静は、活動を保つようにアドバイスすることより、効果が少ない

方法:
床上安静と活動性を保つ群を比較を、6つのtrialsをもとにsystemic reviewを行った。 4つのtrialsでは方法論的に質が高く、464名の急性腰痛が含まれていた。

結果:
急性腰痛患者では、3-4週後、12週後の経過観察時において、床上安静群は活動性を保つ群に比べて、pain(VAS)が高く, 機能回復が低いという質の高いエビデンスが示された。 急性腰痛患者では、12週後の経過観察時において、床上安静群は活動性を保つ群に比べて、有意に病欠期間が長いという質の高いエビデンスが示された。

コメント

過去10年来、床上安静は急性腰痛に有効でないというエビデンスが増えてきているが、このsystemic reviewにおいても同様のエビデンスが示された。

ホームページ担当委員:内山 徹